一種単価
2022/12/05
こんにちは
目黒区で不動産売却をしており、
最近は相続問題や空き家問題など様々なご相談をいただいております、
サンワホームズ株式会社です。
本日は不動産投資の判断指標の一つとなる「一種単価」について書いていきます。
土地購入を検討する際に、建物の収益性をはかる指標として「一種単価」というものがあります。「坪単価」は聞いたことがあったても、一種単価はしらないという方もいらっしゃるかもしれません。
坪単価は土地の売買価格を土地面積で割った価格であるのに対し、一種単価は坪単価で容積率を割ったもの。
「一種単価」とは
容積率100%辺りの土地単価のこと。
もう少しわかりやすく説明すると、土地に対して容積率いっぱいに建物を建てた際の、床面積あたりの土地単価です。
一種単価は、土地の収益性をはかる一つの指標です。
土地購入の判断をする際に重要ですので、土地から探して不動産投資をする方なら、必ず理解しておきましょう。
容積率は、建物の延べ面積の敷地面積に対する割合のことで、用途地域ごと・その土地ごとに上限が決められています。
①一種単価を求めるにはまず「坪単価」を計算する。
一種単価を求めるためには、まずは坪単価を求めなくてはなりません。
坪単価の計算式は、
土地価格÷土地面積(坪)です。
一億円÷100坪=100万円
この土地の坪単価は「100万円」ということになります。
②一種単価の計算式は「坪単価÷容積率」
一種単価とは、容積率100%辺りの土地単価です。
坪単価÷(容積率÷100)
実際に計算してみましょう。
坪単価100万円の土地の(容積率200%)だと、
100万円÷(容積率200%÷100%)=50万円
この土地の一種単価は「50万円」ということになります。
例えば、この土地が容積率500%なら、
100万円÷(容積率500%÷100%)=20万円
一種単価は「20万円」となります。
一種単価は、土地に容積率いっぱいに建物を建てた際の床面積あたりの土地単価です。
そのため、容積率以外の条件がまったく同じであれば、容積率が高いほど収益性が高い土地といえます。
本日は、ここまでになります。
ご覧いただきありがとうございます。
このような形で自分の経験のお話もどんどんさせていただきます。
またたくさんのご相談もいただいておりますので、お気軽にお問い合わせください。